文学、芸術、社会、歴史──。ともすれば烏有となる著作を掬い上げる文芸・人文書出版社、烏有書林(うゆうしょりん)のウェブサイトへようこそ。
紙の書籍に基軸を置き、できれば、毒か薬になるような、読みがいのある本をつくってゆきたいと思います。ぜひご一読を。
Top固定 | 2022年9月現在、烏有書林の本は書店ですべて定価で購入可能です。Amazonではカートが閉じていたり、カートが開いていても転売屋が定価以上の高値をつけて「新本」として売っていたりするので、くれぐれもご注意を。その場合はお近くの書店か他のネット書店でご注文ください。→ 烏有書林の本があるお店リスト |
5月23日 | 烏有ブログ、ほぼ一年ぶりに更新しました。ぜひご覧あれ。→「烏有書林の本づくり」 |
3月20日 | 新宿区西新宿に移転。 |
1月28日 | 教え子たちと東京都立多摩図書館・東京マガジンバンクカレッジ「大学ゼミ成果発表会2023 〜雑誌を活用して社会について考えよう〜」に参加しました。イベントレポートはこちら→「大学ゼミ成果発表会2023」。 |
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「人間である最後の夜に、わたしはこの手紙を書きます。」(「甘美な牢獄」より)
やむにやまれず暗い官能の洞窟へおちこんでいった者たちの、圧倒的なエロスの世界が、いま甦る。稀代の物語作家が描く「この世の地獄」は、煌びやかで残酷な夢想のユートピアであった。
2022年8月25日発行 本体 2,400円+税
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高岡重蔵 活版習作集
My Study of Letterpress Typography
優れた欧文組版で知られる嘉瑞工房・高岡重蔵の活版印刷作品集。作品解説および使用書体リスト付き。
《第10回竹尾賞デザイン書籍部門・審査員特別賞 & 第48回造本装幀コンクール・日本印刷産業連合会会長賞 W受賞!》
2013年4月8日発行 本体 3,800円+税 【2021年9月復刊】
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「生きていることへの感謝の念でいっぱいの小説こそ、不滅のものを持っている。」(「感謝の文学」より)
何度も自殺未遂を繰り返した太宰は、底抜けに人を愛する、限りなく優しい男だった。心温まる話と、めくるめく言語マジック。愛とユーモアに満ちた清新な作品集。全23篇。
2021年6月19日発行 本体 2,400円+税
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「激しく、罰せられている。私は、罰せられている。」(「黄泉の女」より)
燦爛(さんらん)たる幻想。自由への憧れ。性の冒険。狂気と孤独。貴重なデビュー前の児童小説を含む、待望の1970年代単行本未収録作品集。皆川文学誕生の秘密がここにある。
2012年10月10日発行 本体 2,400円+税 【2020年12月増刷】
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日本における欧文印刷の第一人者、嘉瑞工房・高岡昌生が指南する、本格的な欧文組版解説書。過去の自分の仕事をすべてやり直したくなるくらい衝撃的な本。
2019年7月5日発行 本体 2,800円+税
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